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新築一戸建ての維持費はどれくらい?節約方法についてもチェック!

公開日:2022/10/15  

自由なデザインで理想を実現できる新築一戸建て。あこがれる人も多いでしょう。しかし、住まいは建てたら終わりではなく、その後維持をしていくもの。そのため、一戸建ての維持費や節約方法について興味のある人は多いのではないでしょうか。そこで今回、一戸建ての維持費をマンション購入した場合と比べながら解説します。ぜひご一読ください。

新築一戸建ての維持費はどれくらいかかる?

結論からお伝えすると、新築一戸建ての維持費には1年あたりだいたい40万円、ひと月あたり3万3千円ほどかかります。この維持費は大きくわけ、固定資産税や都市計画税などの税金、火災保険や地震保険の保険料、修繕費の3つに分けられます。それぞれ詳しく解説します。

固定資産税や都市計画税などの税金

固定資産税とは、土地や建物を所有している人に自治体から課せられる税金のことです。税額は固定資産税評価額に税率をかけて計算されます。税率は自治体によって異なりますが、標準税率の1.4%を採用している自治体が多いでしょう。一般的な新築一戸建てに課せられる固定資産税の相場はだいたい1年あたり10~15万円です。固定資産税は毎年1回、あるいは年に4回に分けて支払います。

また、固定資産税のほかに住宅に課せられる税金として都市計画税があります。都市計画税は、住宅が都市計画法によって市街化区域内にある場合に課せられる税金で、税額は固定資産税評価額に税率をかけて計算されます。税率は自治体によって異なりますが、上限税率の0.3%を採用している自治体が多いでしょう。一般的な新築一戸建てに課せられる都市計画税の相場はだいたい1年あたり3~5万円です。

火災保険や地震保険の保険料

家を建てたら、火災保険や地震保険に加入しなければなりません。これらの保険への加入は、住宅ローンの利用条件として求められることも多く、住宅の維持に欠かせない費用です。保険料はもちろん、保険会社や内容によって異なりますが、相場は10年契約でだいたい15~20万円です。

修繕費

修繕費はほかの維持費とは異なり、不定期に必要になる費用です。建築から年月が経つにつれて、住宅が徐々に破損したり、劣化したりするため、修繕費を積み立てておくと安心でしょう。一般的には築10年を過ぎると、少しずつ修繕工事が必要になっていきます。

一般的には、一度の工事で20~120万円必要で、一戸建ての修繕費には生涯600万円ほどかかるといわれています。万が一の修繕費のために1か月あたり2万円ほど貯めておくことおすすめします。

一戸建てとマンションの維持費の違い

マンションの維持費はひと月あたりおよそ2万円5千円~7万です。管理費、修繕積立金、駐車場代に分けられます。それぞれひと月あたり、管理費が1~2万円、修繕積立金が1~2万円、駐車場代が5千円~3万円ほどかかるといわれています。

一戸建てとマンションの維持費の大きな違いは、マンションには税金がかからないということと、マンションは修繕積立金や駐車場代が高めに設定されているということです。また、意外かもしれませんが、マンションの方が一戸建てよりも必要な維持費が高くなることは注目すべき点でしょう。

一戸建ての維持費を抑えるためには?

家に賢く長く住み続けるためには、維持費をなるべく抑えることも重要でしょう。そこでここからは、維持費の節約方法をご紹介します。

それは、耐久性の高い素材を使って修繕費を節約すること、太陽光発電・オール電化などの省エネルギー対策を検討すること、家を定期的に点検し、なるべく早い段階で修繕することです。それぞれ詳しくご紹介します。

耐久性の高い素材を使って修繕費を節約する

修繕費用を節約する方法のひとつに、耐久性の高い素材を使うことが挙げられます。とくに室外で風雨にさらされる外壁や屋根材などは優先して耐久性の高いものを選ぶとよいでしょう。

太陽光発電・オール電化などの省エネルギー対策を検討する

省エネルギー化がもとめられている今、省エネ対策の選択肢は増えています。太陽光発電・オール電化・高気密で高断熱な建材などのさまざまな方法があるので、ぜひチェックしてみてください。

家を定期的に点検し、なるべく早い段階で修繕する

いくら高機能な家を建てたとしても、いくら丁寧に暮らしたとしても、家は経年劣化します。そんな家に長く快適に住み続けるには、適切な修繕を行うことが必要です。修繕費を節約するコツは、気づいたらなるべく早い段階で修繕することです。

放っておくと破損や劣化が進んでしまい、その結果、工事の規模が大きくなったり、工期が長引いたりしてしまいます。修繕費用をなるべく安く抑えるためにも、定期的に家に修繕すべき劣化や破損がないかを点検することが重要でしょう。

まとめ

この記事では、新築一戸建ての維持費や節約方法についてご紹介しました。新築一戸建ての維持費には1年あたりだいたい40万円、ひと月あたり3万3千円ほどかかり、固定資産税や都市計画税などの税金、火災保険や地震保険の保険料、修繕費に分けられます。対して、マンションの維持費は管理費、修繕積立金、駐車場代に分けられ、ひと月あたりおよそ2万円5千円~7万かかります。注目すべきは、マンションの方が一戸建てよりも必要な維持費が高くなるということです。維持費を理解し、無理のない資金計画を立てましょう

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