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エアコンと床暖房の違いは?床暖房のある家のメリット・デメリットとは

公開日:2023/08/15  最終更新日:2023/06/29

メリットデメリット

床暖房の設備がある住宅は、冬でも床が温かく快適に過ごせます。しかし、エアコンとの違いがわかっていなかったり、あまりメリットやデメリットを理解せずに導入した方もいるでしょう。そこで、床暖房の仕組みとエアコンとの違いからメリットとデメリットを解説します。床暖房を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

床暖房の仕組みとは?エアコンとの違いも解説!

床暖房は、床の下に熱源を設置することにより、部屋全体の床を温める暖房器具です。電気式と温水式の2種類があり、電気式は電熱線ヒーターを内蔵したパネル、温水式はボイラーで温めた水を床下の配管に流すことで、床から部屋全体を温めます。

韓国の床暖房であるオンドルを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、これは窯の熱を床下に通して部屋を暖める仕組みだそうです。

電気式の床暖房

床下に電熱線ヒーター内蔵のパネルを敷き詰めることにより、床から部屋全体を温めます。電気式は初期費用が安く抑えられるほか、構造が比較的単純でメンテナンスもあまり必要ありません。初期費用は6畳の部屋で約30万円、12畳の部屋であれば約60万円となります。

温水式の床暖房

ボイラーで温めた水を床下の配管に流し、温水を循環させて部屋を暖めます。初期費用は電気式よりも高く、6畳であれば約60万円、12畳であれば約80万円かかります。

初期費用は高いものの、使い続けるほどお得になるのが温水式の特徴です。電気式と温水式を比べると、温水を循環させる温水式の方が光熱費が抑えられます。さらに、温水式は電気式よりも早く部屋を暖めることが可能です。

床暖房とエアコンの違い

お気づきの方も多いかもしれませんが、床暖房とエアコンでは設備の設置位置から温める対象が異なります。エアコンは部屋の上部に設置し、冷風や温風を出すことで部屋の温度を調整します。

一方、床暖房が温めるのは床です。床が温められるとその付近の空気が温まって部屋の上部に移動し、冷たい空気が下に落ちるという循環が生まれて部屋を暖める仕組みになっています。

床暖房のメリット

最近注目されている床暖房ですが、メリットとして部屋をまんべんなく暖めること、対流によってほこりを舞い上げないこと、風が直接体に当たらないことなどが挙げられます。

部屋をまんべんなく暖める

エアコンで暖房をつけたとき、風が直接当たる場所は快適で風が当たらない場所は寒いことはありませんか?エアコンの場合、本体位置や家具の配置によっては対流が起こりにくくなる場所が発生し、部屋全体の温度が均一にならないことがあります。

しかし、床暖房は床全体を温めることで、部屋全体を温めることが可能です。

ほこりを舞い上げない

エアコンは部屋の空気に温風や冷風を混ぜることにより、温度を調節をしています。しかし、これは部屋の空気をかき回している状態です。そうなると、溜まったほこりが舞い上げられてしまいます。

空気中にほこりがたくさんあると考えると、赤ちゃんや小さい子ども、ハウスダストなどアレルギーを持っている方がいる家庭ではあまり安心できません。しかし、床暖房は床を温めることにより、自然に空気を循環させるため、ほこりを舞い上げないことがメリットです。

風が体に直接当たらず肌の乾燥を防げる

直接風が当たるように暖房をつけると、乾燥してしまうことがあります。とくに日本の冬は乾燥しやすく、湿度も低くなりがちです。そのような状態で温風が直接体に当たると、水分が奪われてしまいます。

しかし、床暖房であれば風が直接当たりません。そのため、温風による乾燥を防ぐことができます。

床暖房のデメリット

床暖房のメリットを知って、今すぐ床暖房に切り替えたい方もいるかもしれません。しかし、床暖房の設置工事は床板をはがす必要があり、思い立ったらすぐに導入することができない点がデメリットです。

ランニングコストが高い

床暖房はエアコンよりもランニングコストが高めです。まず設置工事に時間と費用がかかるほか、温水式であれば約10年ごとにボイラーを交換する必要があります。

すぐに部屋が温まらない

さまざまな魅力がある床暖房ですが、エアコンよりも部屋を暖めるスピードが遅いことがデメリットです。床暖房はを温めることで、床周辺の温まった空気を上に、冷たい空気を下に降ろして循環することで部屋全体を温める仕組みです。

そのため、空気を直接かき回すエアコンよりも、部屋全体を温めるのに時間がかかってしまいます。

まとめ

床暖房の仕組みとエアコンとの違いについて解説し、メリットとデメリットについても説明しました。床暖房は部屋全体をほこりを舞い上げずに温め、風が体に直接に当たらないため肌の乾燥を防げます。家族の健康を重視するのであれば、床暖房は最適な暖房設備だと言えるでしょう。ただし、初期費用が高くランニングコストもエアコンより高いこと、すぐに部屋が温まらないことがデメリットです。どちらを重視するかによって満足度は異なるため、メリットとデメリットをよく理解したうえで、床暖房を導入するか見送るか検討してはいかがでしょうか。

 

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