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新築一戸建てを建てる前に確認しておくべき防犯対策!空き巣犯に狙われやすい場所とは

公開日:2021/08/15  


新築一戸建てを建てる前に必ず確認しておくべきことが「防犯対策」です。実は、一戸建ては空き巣犯に狙われやすくなっています。そのため、しっかりと防犯対策を行わなければいけません。そこで今回は、空き巣犯に狙われやすい場所を紹介するとともに、防犯対策の具体的な方法について詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

一戸建ては空き巣に狙われやすい

実はさまざまな住宅の種類がある中で、一戸建ては空き巣に狙われやすいという特徴があります。たとえば警視庁が発表しているデータによると、令和元年に侵入窃盗事件は全部で57,808件発生しています。そして、そのうちの約43%が「一戸建て住宅」となっており、マンションなどの共同住宅や事務所などと比較しても圧倒的に空き巣が侵入する確率が高いのです。とくに新築の一戸建てになると、空き巣犯が裕福な家庭なのではないかと考え狙われやすいため、しっかりと対策をしましょう。

空き巣犯が狙いやすい場所

さまざまな住宅の種類がある中で、一戸建てというのはとくに空き巣が狙いやすい場所として、データとしても顕著に現れていることがわかったと思います。空き巣を防ぐため防犯対策をしっかりと施さなければいけませんが、家全体に防犯対策を施すのは予算的に難しいというご家庭も多いかもしれません。そのため、空き巣犯が狙いやすい場所にピンポイントで防犯対策をしておきましょう。そうすれば、安心して毎日を過ごすことができるのではないでしょうか。そこでここからは、新築一戸建てで空き巣犯が狙う場所について詳しく解説します。

表出入口

実は空き巣犯が侵入する場所として一番多いのが、表出入口です。意外に思われるかもしれませんが、空き巣犯はガラスを破ったりピッキングをしたりして家の中に侵入することと同じくらい、表出入口から堂々と入ってくることも多いのです。

なぜ空き巣犯が表出入り口から堂々と入ってくるのが多いのかというと、戸締りを忘れてしまったときに侵入されてしまうというケースが大多数だからです。戸締りを忘れるなんて不用心なのではと思うでしょうが、空き巣犯は巧妙に家の中へ侵入してくるため注意が必要です。たとえば「ゴミ捨ては短時間のため戸締りをしなくてもよいだろう」という心理を突いて空き巣を試みる人もいます。またコンビニなどの短時間の外出なども、空き巣犯にとっては大きなチャンスです。

最近では戸締りをせずに外出した場合、アプリなどで警告をしてくれるというサービスも存在します。戸締りを忘れてしまいがちだったり、短時間の外出の時に鍵をかけ忘れたりすることが多い人は、このようなサービスを利用するのもよいでしょう。短時間の外出であったとしても、戸締りをすることなく外出しないように注意する癖をつけましょう。

空き巣が侵入する場所として表出入り口の次に多いのが「窓」です。テレビドラマや映画などの作品で描かれている空き巣としてありがちなものですが、今の時代でもガラスを破ったりピッキングをしたりして家に侵入してくる空き巣も多く存在するので注意が必要です。そのため、このような場所にしっかりと防犯対策をするというのも、一戸建てにおける有効な選択肢のひとつです。

非常口

一戸建てには万が一の場合に備えて、非常口もしっかりと用意されています。この非常口は、空き巣犯の進入口として利用されることが多いです。とくに非常口に関しては、普段から利用する機会が少ないので戸締りなどをおろそかにしている家庭が多く、注意が必要になります。普段使用しない非常口もしっかりと戸締りを行い、防犯対策を施すようにしましょう。

その他の出入り口

一戸建てにはここまで紹介してきた場所の他にも、庭の窓や裏口などの出入り口となる場所が数多くあるため注意が必要です。とくに裏口などを普段使用しない家庭については、戸締りなどがおろそかになっている可能性が高いでしょう。そのため、しっかりと日常から意識して戸締りする癖をつけないといけません。

また庭などの出入り口に関しても、戸締りを怠りがちのため空き巣犯が侵入しやすいポイントになります。普段から出入りをしている場所は安全だと思ってしまいがちなので、表出入り口と同じように少し家を空けるときは戸締りをせず出かけてしまう人も多いのではないでしょうか。空き巣犯は侵入できる場所を巧妙に探してくるので、普段からしっかりと戸締りをする癖をつけましょう。

一戸建ての防犯対策

一戸建ての防犯対策をする際は、一度空き巣犯の立場になって考えてみるのが効果的です。

・人目のつきにくい場所はないか
・侵入しやすい場所はないか
・侵入した後に逃げやすいか
・住んでいる人はどんな時に外出をするのか
・仕事などで家を空けることが多い家庭なのか

空き巣犯はこういった考えを持って、侵入する家を探すといわれています。そのため、自分の住んでいる一戸建てに人目のつきにくい場所や侵入しやすい場所などがある場合については、そこに防犯対策を行うとかなり効果的です。裏口などに監視カメラを設置したり、防犯シャッターを導入したりすることによって、空き巣犯にここは侵入しにくい一戸建てだと思わせることができます。

 

新築一戸建ては空き巣犯に最も狙われやすい種類の住居です。そのため、しっかりと防犯対策を行わなければいけません。コスト的に家全体に防犯対策をするのが難しいという場合は、空き巣犯の立場になってどこに対策がされていたら侵入しにくいか考えてみるとよいでしょう。

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